昨日(5月9日)のドル円相場
昨日(5月9日)のドル円は、2002年4月以来約20年の高値となる131.34円まで上昇後、130.11円まで急反落する展開となりました。
東京市場のドル円は、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが相場を支え、時間外の米10年債利回りは2018年11月以来となる3.15%台まで上昇したことを背景に全般ドル買いが先行し、15時台には、131.34円と2002年4月以来約20年の高値を更新しました。
海外市場では、利食い売りに押されドル売りが優勢となり、ダウ平均の大幅な下落を受けたリスク回避の円買いドル売りが強まったことで、日通し安値となる130.11円まで下落しました。その後は引けにかけて下げ渋り130.19円でNYをクローズしています。
本日(5月10日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きに転じており、下落を示唆しています。一方、日足・週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日は、もみ合い(130.00円〜131.00円)になると予想します。
上値目途は、節目となる131.00円がターゲットとなり、上抜けると4/28高値131.25円が次のターゲットとなります。下値目途は、5/9安値130.11円近辺となり、節目130.00円を割り込むと、4/20高値129.40円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2022/5/9)(PDF)