昨日(5月5日)のドル円相場
昨日のドル円は、FOMC会合の後の急落から反発。
東京市場のドル円は、FOMC後のドル売りの反動で一時129.55円まで買い戻しが入るも、一巡後は反落し、128.75円まで弱含む展開。ただ、その後は前日安値の128.62円を前に下げ渋り、底堅く推移。
海外市場は続伸。前日のFOMCでパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は次回会合での0.75%の大幅利上げに対して消極的な姿勢を見せたものの、米10年債利回りが3.1%前後と、2018年11月以来約3年半ぶりの高水準を更新するなど、米金利高の流れは根強く、130.55円まで上値を伸ばす展開。
その後も堅調に推移し、130.12円でNYクローズとなっています。
本日(5月6日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており上昇を示唆していますが、±2σが収斂し始めており、上昇の勢いに一服感があります。
また、日足・週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日は、ドル買い優勢(130.00円〜131.00円)になると予想します。
上値目途は、5/5高値130.55円近辺がターゲットとなり、上抜けると、131.00円の大台回復が次のターゲットとして意識されそうです。
下値目途は、130.00円の大台割れ近辺、下抜けると4/20高値129.40円近辺が次のターゲットとなります。
なお、本日21:30に米4月雇用統計の発表を控えています。予想通り失業率の低下が確認された場合は、次回6月FOMC会合での追加利上げ観測が高まることで、発表前後で急変動を伴う可能性があるため、注意が必要です。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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