先週末(4月29日)のドル円相場
先週末(4月29日)のドル円は、ポジション調整目的の売りに押され、上値の重い展開となりました。
東京市場のドル円は、祝日休場とあって、130.36円〜130.94円と58銭幅で方向感に乏しい展開となりました。
海外市場は下落。欧州時間では英国の3連休を前にポジション調整目的の売りが優勢となり、129.76円まで下落する場面もありましたが、日米金利差を意識した買い意欲は旺盛で、130.49円まで持ち直す展開とりまました。その後発表された4月シカゴ購買部協会景気指数(予想: 62.0 結果: 56.4)や4月ミシガン大学消費者態度指数(予想:65.7 結果:65.2)が予想を下回ったことが明らかになるとドル売りが先行し、米10年債利回りが2.93%台から2.85%台まで下げたことも売りを誘い、日通し安値となる129.31円まで下落しました。ただし、引けにかけて小反発し、129.80円でNYをクローズしています。
本日(5月2日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きに転じておりますが、-2σが収斂しており、一旦は下げ止まりを示唆しています。一方、日足・週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日は、ドル買い優勢(129.31円〜130.94円)になると予想します。
上値目途は、4/29高値130.94円近辺がターゲットとなり、上抜けると、4/28高値131.25円近辺が次のターゲットとして意識されそうです。下値目途は、4/29安値129.31円近辺がターゲットとなり、下抜けると、節目となる129円が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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