昨日(4月26日)のドル円相場
昨日(4月26日)のドル円は、米10年債利回りの低下からリスク回避の円買いドル売りで127.02円まで下落しました。
東京市場のドル円は、方向感を欠いた値動き。時間外の米10年債利回りが低下して始まったことを受け、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、127.34円まで下落しました。ただ、鈴木財務相が「為替介入の議論があったとの報道は事実と反する」と発言し、改めて日米協調介入に関する報道を否定すると下げ渋り、その後米10年債利回りが一転上昇すると128.20円まで買い戻される展開となりました。
海外市場は下落。米10年債利回りが2.73%台まで低下したことを受けて、円買いドル売りが優勢となり、日通し安値となる127.02円まで下落しました。ただし、対欧州通貨、対オセアニア通貨でドル買いが進んだことがドル円にも波及し、127.68円まで値を戻す展開となりました。引けにかけて小反落し、127.21円でNYをクローズしています。
本日(4月27日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きに転じており、下落を示唆しています。一方、日足・週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日は、もみ合い(126.23円〜128.86円)になると予想します。
上値目途は、節目の128円となり、上抜けると、4/25高値128.86円近辺が次のターゲットとなります。下値目途は、節目となる127円となり、下抜けると、4/18安値126.23円近辺が次のターゲットとなります。
なお、126.23円近辺は、3/31に付けた押し目121.28円から4/20高値129.39円の38.2%押しの水準でもあります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
週足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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