2022/4/21 FXドル円予想レポート

昨日(4月20日)のドル円相場

昨日(4月20日)のドル円は、東京市場で129.39円まで急伸後、高値警戒感から利食い売りが先行し、127.45円まで急落しました。 東京市場のドル円は、上値が重い。前日の海外市場で買いが進んだ流れを引き継いで129.39円と2002年4月以来の高値を更新しました。その後岸田首相による「急激な円安には懸念を持ちながら政府としてしっかり対応する」との円安牽制発言もあり、高値警戒感から利食い売りが先行。時間外の米10年債利回りが低下に転じたことで円買いドル売りが加速し、128.06円まで急落しました。ただし、押し目買い意欲も旺盛で、すぐに128.73円まで戻す荒い展開となりました。 海外市場は、米10年債利回りの低下および20カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議を控えた警戒感から円買いドル売りが優勢となり、127.45円まで急落しました。引けにかけて反発するも戻りは鈍く、127.58円でNYをクローズしています。

本日(4月21日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きですが、±2σが収斂しており、一旦は下げ止まりを示唆しています。一方、日足・週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。 以上のことから、本日は、ドル買い優勢(127.45円〜129.00円)になると予想します。 上値目途は、4/20高値129.39円から4/20安値127.45円の61.8%戻しにあたる128.65円近辺、上抜けると、129.00円がターゲットとなります。下値目途は、4/20安値127.45円近辺となり、下抜けると、節目となる127円が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足週足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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