2022/4/19 FXドル円予想レポート

昨日(4月18日)のドル円相場

昨日(4月18日)のドル円は、欧州が聖金曜日の祝日で休場となる中、米長期金利の上昇を背景に126.99円まで上昇しました。 東京市場のドル円は方向感に乏しい。時間外の米10年債利回りが上昇したことを背景に、2002年5月以来の高値となる126.78円まで上昇するも、衆議院・決算行政監査委員会に出席した黒田日銀総裁が「最近の円安はかなり急速な為替変動」「為替相場は安定推移が望ましい」と発言すると、円安を警戒する向きの円買いが優勢となり、126.23円まで下落する展開となりました。ただ、同委員会で黒田日銀総裁が「従来の金融緩和を根気強く継続」との見解が伝わると、126.69円まで買い戻される方向感に乏しい展開となりました。 欧州市場は、聖金曜日の祝日(グッドフライデー)で主要市場が休場となる中、126.44円〜126.69円と25銭幅でもみ合いとなりました。NY市場では、米10年債利回りは2018年12月以来、約3年4カ月ぶり高水準となる2.88%台へ急騰したことを背景に円売りドル買いが優勢となり、126.99円まで高値を更新しています。引けにかけても底堅く推移し、126.97円でNYをクローズしています。

本日(4月19日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きで上昇を示唆しています。一方、日足・週足・月足ともにボリンジャーバンドの中心線はいずれも右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。 以上のことから、本日は、ドル買い優勢(126.23円〜128.00円)になると予想します。 上値目途は、128.00円の大台がターゲットとなります。下値目途は、4/18安値の126.23円近辺となり、下抜けると節目の126.00円が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足週足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

最新の週次レポートはこちら(2022/4/18)(PDF)

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