2022/4/14 FXドル円予想レポート

昨日(4月13日)のドル円相場

昨日(4月13日)のドル円は、黒田日銀総裁の「強力な金融緩和継続」発言から円売りが先行し、2002年5月以来およそ20年ぶりの高値126.32円まで急騰しました。 東京市場のドル円は上昇。日経平均株価が堅調に推移したことを受け、円売りドル買いが優勢となり、125.73円まで上昇しました。 海外市場は、大幅続伸。欧州勢参入後の15過ぎに、黒田日銀総裁が第97回信託大会でのあいさつで「現在の強力な金融緩和を粘り強く続ける」との発言から緩和政策を継続する姿勢を改めて強調したことで、円安容認と捉えた円売りが先行し、ストップを巻き込みながら、2002年5月17日以来、約20年ぶりの高値となる126.32円まで急伸しました。ただし、急激な上昇に高値を警戒する向きもあり、利食い売りに押され、125.37円まで下落する展開となりました。

本日(4月14日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は穏やかな下向きに転じており、下落を示唆しています。また、3/31安値(121.28円)から4/12安値(124.76円)を結んだトレンドラインを下抜けています。一方、日足・週足のボリンジャーバンドは、中心線はいずれも右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。ただし、日足のボリンジャーバンドでは-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。 以上のことから、本日は、もみ合い(125.00円〜126.32円)になると予想します。 上値目途は、4/11、4/12高値となる125.77円近辺となり、上抜けると、4/13高値126.32円となります。下値目途は、節目の125.00円、下抜けると、4/12安124.76円近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足週足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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