2022/4/13 FXドル円予想レポート

昨日(4月12日)のドル円相場

昨日(4月12日)のドル円は、米3月消費者物価コア指数の弱い結果を受けて、124.76円まで下落するも、すぐに125.00円台に戻す底堅い展開となりました。 東京市場のドル円は底堅い。鈴木財務相による「円安進行含め為替動向を緊張感持って注視」との円安牽制発言から、125.11円まで下落する場面はありましたが、米金利先高感からなる円売りドル買い意欲は根強く、125.56円まで反発する展開となりました。 海外市場は、下値堅く推移。欧州勢は東京市場の流れを引き継ぎ、円売りドル買いで参入し、125.75円まで上昇しました。その後、NY時間に発表された米3月消費者物価コア指数・前年比(予想: 6.6% 結果: 6.5%)の弱い結果を受けてドル売りが先行。米10年債利回りが2.83%から2.68%へ急低下したことを背景に円買いドル売りが加速し、日通し安値となる124.76円まで急落しました。ただし、米金利先高観からなる円売りドル買い意欲は旺盛で、125.33円まで反発する展開となりました。

本日(4月13日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は穏やかな下向きに転じており、下落を示唆しています。一方、日足・週足のボリンジャーバンドは、中心線はいずれも右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。ただし、日足のボリンジャーバンドでは-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。 以上のことから、本日は、もみ合い(125.00円〜125.85円)になると予想します。 上値目途は、4/11高値125.77円近辺となり、2015年6月高値となる125.85円を上抜けると、126円の大台乗せが次のターゲットとして意識されそうです。下値目途は、節目の125.00円、下抜けると、4/12安124.76円近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足週足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

最新の週次レポートはこちら(2022/4/11)(PDF)

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