2022/4/7 FXドル円予想レポート

昨日(4月6日)のドル円相場

昨日(4月6日)のドル円は、東京市場で時間外の米10年物国債利回りの上昇を背景に、124.05円まで上昇しました。 東京市場のドル円は底堅い。時間外の米10年物国債利回りが2.57%台まで上昇したことを背景に円売りドル買いが優勢となり、124.05円まで上昇しました。その後、利食い売りに押され、123.63円まで反落する場面もありましたが、その後も米10年債利回りが約3年ぶりの水準となる2.61%台まで続伸すると、リスク選好の円売りドル買いが先行し、124.00円台を回復する底堅い値動きとなりました。 海外市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公開され、「3月会合では多くの参加者が0.50%の利上げを支持したものの、ロシアのウクライナ侵攻で0.25%の利上げに修正した」など不安定なウクライナ情勢を背景とした内容であったことで、次回5月会合での利上げ幅を見極めたいとの思惑から、発表時123.45円と日通し安値を付ける場面もありましたが、即座に123.93円まで持ち直す底堅い展開となりました。引けにかけても下値は堅く、123.75円でNYをクローズし、4日続伸となりました。

本日(4月7日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は穏やかな下向きに転じており、下落を示唆しています。一方、日足・週足のボリンジャーバンドは、中心線はいずれも右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。ただし、日足のボリンジャーバンドでは-2σが収斂しており、上昇に一服感が出ております。 以上のことから、本日は、もみ合い(123.00円〜124.30円)になると予想します。 上値目途は、節目の124.00円となり、上抜けると、3/29高値124.30円近辺が次のターゲットとなります。下値目途は、節目123.00円となり、下抜けると、3/4安値114.63円から3/28高値125.10円の23.6%押しにあたる122.63円近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足週足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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