2022/4/6 FXドル円予想レポート

昨日(4月5日)のドル円相場

昨日(4月5日)のドル円は、FRB高官によるタカ派発言を受け、米金利先高観から円売りドル買いが優勢となり、123.67円まで上昇し3日続伸となりました。 東京市場のドル円は下落。黒田日銀総裁による「今回の為替相場の変動はやや急ではないかと思っている」との円安を牽制する発言が伝わると、円買いドル売りは優勢となり、122.37円まで急落しました。 海外市場は、3日続伸。利上げ慎重派で知られるブレイナードFRB理事は講演にて、「インフレは高過ぎる状況で、上振れリスクにさらされている」「利上げを着実に進める一方、バランスシートの縮小を5月にも開始する」とタカ派的な発言から、米10年債利回りが2.5655%前後と2019年5月以来の高水準を更新し、円売りドル買いが優勢となり、123.67円まで上昇しました。引けにかけても下値は堅く、123.59円でNYをクローズしています。

本日(4月6日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きに転じておりますが、-2σが収斂しており、一旦は上げ止まりを示唆しています。一方、日足・週足のボリンジャーバンドは、中心線はいずれも右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。ただし、日足のボリンジャーバンドでは-2σが収斂しており、上昇に一服感が出ております。 以上のことから、本日は、もみ合い(123.00円〜124.30円)になると予想します。 上値目途は、節目の124.00円となり、上抜けると、3/29高値124.30円近辺が次のターゲットとなります。下値目途は、節目123.00円となり、下抜けると、3/4安値114.63円から3/28高値125.10円の23.6%押しにあたる122.63円近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足週足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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