2022/4/4 FXドル円予想レポート

先週末(4月1日)のドル円相場

先週末(4月1日)のドル円は、3月米雇用統計の結果を背景にした円売りドル買いが優勢となり、123.03円まで上昇しました。 東京市場のドル円は上昇。朝方から新年度入りの本邦実需筋の円売りドル買いが優勢となり、時間外の米10年債利回りが上昇したことも円売りドル買いを加速させ、122.73円まで上昇しました。 海外市場は、NY時間に発表された3月米雇用統計で、非農業部門雇用者数(予想: 49.0万人 結果: 43.1万人)が市場予想を下回った一方、失業率(予想:3.7% 結果:3.6%)の予想よりも強い結果となったことから、米労働市場の回復期待からドル買いが優勢となり、日通し高値となる123.03円まで上昇しました。その後、上昇していた米10年債利回りが上昇幅を縮めたことを背景に円買いドル売りが優勢となり反落。122.48円でNYをクローズしています。

本日(4月4日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は緩やかな下落となっており、±2σが収斂していることからもみ合いを示唆しています。日足・週足のボリンジャーバンドは、中心線はいずれも右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。ただし、日足のボリンジャーバンドでは-2σが収斂しており、上昇にも一服感が出始めています。 以上のことから、本日は、もみ合い(121.28円〜123.20円)になると予想します。 上値目途は、4/1高値123.03円近辺となり、上抜けると、3/30高値123.20円近辺が次のターゲットとなります。下値目途は、4/1安値121.61円となり、下抜けると、3/31安値121.28円近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足週足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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