2022/4/1 FXドル円予想レポート

昨日(3月31日)のドル円相場

昨日(3月31日)のドル円は、121.28円〜122.45円と1円17銭幅で方向感を欠いた値動きが続き、日通しでは小幅に下落となりました。 東京市場のドル円は、上値が重い。月末の年度末とあって本邦実需勢の円売りドル買いが先行し、122.45円まで上昇するも、日経平均株価の下落を背景にしたリスク回避の円買いドル売りに押され、121.70円近辺まで下落する展開となりました。 欧州市場の序盤は東京市場の円買いドル売りの流れを引き継ぎ、121.34円まで下落するも、押し目買い意欲も強く、122.22円まで買い戻される場面もありました。NY市場に入ると、米10年債利回りの低下とともに円買いドル売りが優勢となり、121.28円まで下落しました。その後、ロシア・ウクライナ停戦交渉長期化懸念からユーロに対してドル買いが先行したことでドル円もつれ高となり、121.61円でNYをクローズしています。

本日(4月1日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は緩やかな下落に転じており、±2σが収斂していることからもみ合いを示唆しています。日足・週足のボリンジャーバンドは、中心線はいずれも右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。ただし、日足のボリンジャーバンドでは-2σが収斂しており、上昇にも一服感が出始めています。 以上のことから、本日は、もみ合い(121.28円〜123.20円)になると予想します。 上値目途は、3/31高値122.45円となり、上抜けると、3/30高値123.20円が次のターゲットとなります。 下値目途は、3/31安値121.28円近辺となり、下抜けると、3/24安値となる120.95円が次のターゲットとなります。 本日は、21時30分に米雇用統計の発表が予定されており、発表の前後で上下に大きく動く可能性があります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足週足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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