2022/3/31 FXドル円予想レポート

昨日(3月30日)のドル円相場

昨日(3月30日)のドル円は、株価下落を背景としたリスク回避の円買いドル売り、年度末を控えた本邦実需勢の円買いドル売りから、約1週間ぶり安値121.31円まで大幅に下落しました。 東京市場のドル円は大幅下落。日銀が長期国債買入れのオファー日程の追加・オファー金額の増額の方針を示したことを受け、日米金利差が意識された円売りドル買いが優勢となり、123.20円まで上昇しました。その後、日経平均株価の下げ幅拡大に伴うリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、年度末を控えた本邦実需勢の円買いドル売りも先行したことで、121.31円まで急落する荒い展開となりました。 海外市場は、121.52円〜122.24円と72銭幅で方向感に欠けた値動きで、主に121円台でのもみ合となりました。引け掛けて小反落し、121.71円でNYをクローズしています

本日(3月31日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。日足・週足のボリンジャーバンドは、中心線はいずれも右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。ただし、日足のボリンジャーバンドでは-2σが収斂しており、上昇にも一服感が出始めています。 以上のことから、本日は、もみ合い(121.31円〜123.20円)になると予想します。 上値目途は、3/30高値123.20円、上抜けると3/29高値124.30円が次のターゲットとなります。 下値目途は、3/30安値121.31円近辺となり、下抜けると、2022/3/4安値114.63円から同年3/28高値125.10円の38.2%押しとなる121.10円近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足週足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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