2022/3/30 FXドル円予想レポート

昨日(3月29日)のドル円相場

昨日(3月29日)のドル円は、ロシア・ウクライナの停戦交渉が進展するとの期待からドルに対してユーロが買われたことを背景に、ドル売りの流れが継続し121.97円まで急反落する展開となりました。 東京市場のドル円は、前日乱高下した流れを引き継ぎ、不安定な状態が継続し、123.10円〜124.30円の1円20銭幅で荒い値動きとなりました。 欧州市場は、123.30円〜123.80円と50銭幅で方向感に欠けた値動きが続きましたが、NY勢参入後は、短期間で高騰したことに伴うポジション調整から反落し、その後もロシア・ウクライナの停戦期待からドル売りユーロ買いが優勢となる中、連れてドル円も円買いドル売りが先行し、121.97円まで急落しました。ただし、日米金利差の拡大を見越した押し目買い意欲も旺盛で、下値は堅く122.84円でNYをクローズしています。

本日(3月30日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は右肩下がりとなっており、下落を示唆しています。一方、日足・週足のボリンジャーバンドは、中心線はいずれも右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。ただし、日足のボリンジャーバンドでは-2σが収斂しており、上昇にも一服感が出始めています。 以上のことから、本日は、もみ合い(121.10円〜123.55円)になると予想します。 上値目途は、2015/12/18高値123.55円となり、上抜けると、節目の124.00円が次のターゲットとります。下値目途は、3/29安値121.97円近辺となり、下抜けると、2022/3/4安値114.63円から同年3/28高値125.10円の38.2%押しとなる121.10円近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足週足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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