2022/3/23 FXドル円予想レポート

昨日(3月22日)のドル円相場

昨日(3月22日)のドル円は、日米金利差拡大が意識された円売りドル買いが先行し、心理的節目120円・121円を一気に突破し、121.03円まで急伸しました。 東京市場のドル円は上昇。前日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のタカ派な発言から日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが優勢となり、120.48円まで急騰しました。 海外市場は、大幅続伸。米10年債利回りは2019年5月23日以来、約2年10ヶ月ぶり高水準となる2.36%台へ上昇したことを背景に、2016年2月以来6年1カ月ぶりの高値となる121.03円まで急伸しました。その後は、急速に値を上げた反動でポジション調整目的の売りが優勢となり、120.37円まで値を下げる場面もありましたが、下値は堅く、120.78円でNYをクローズしています。

本日(3月23日)のドル円予想

1時間足ならびに週足のボリンジャーバンドは、いずれも右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。なお、週足のボリンジャーバンドでは、エクスパンションを形成し、バンドウォークが確認できます。 以上のことから、本日は、ドル買い優勢(121.00円〜121.68円)になると予想します。 上値目途は、2016/2/1高値121.49円となり、上抜けると、同年1/29高値となる121.68円が次のターゲットとなります。なお、121.68円を上抜けると、2015/12/14の123.55円まで目立った抵抗帯が無いことからドル買いが加速する可能性があります。下値目途は、心理的節目となる121.00円、下抜けると、次の節目となる120.00円が意識されそうです。 ※チャートは、ドル/円の一時間足週足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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