2022/3/24 FXドル円予想レポート

昨日(3月23日)のドル円相場

昨日(3月23日)のドル円は、日米金利差拡大を背景に、2016年2月1日以来、約6年1ヵ月ぶりの高値となる121.41円まで上昇しました。 東京市場のドル円は、日経平均株価や時間外の米10年債利回りの上昇を背景にリスク選好の円売りドル買いが優勢となり、2016年2月1日以来、約6年1ヵ月ぶりの高値となる121.41円まで上昇しましたが、急騰による反動からポジション調整の売りに押され、120.79円まで下げる展開となりました。 海外市場は、121円を挟んでもみ合いが続く中、ロシア・ウクライナを巡る地政学的リスクの長期化懸念を背景としたリスク回避の円買い・ドル売りが先行し、日通し安値となる120.59円まで下げ幅を拡大しました。ただし、日米金利差拡大に伴う、押し目買い意欲は旺盛で、引けにかけては121.15円近辺まで反発しています。

本日(3月24日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。一方、日足・週足ともに中心線はいずれも右肩上がりとなっており、エクスパンションを形成し、バンドウォークが確認できます。 以上のことから、本日は、もみ合い(120.59円〜121.68円)になると予想します。 上値目途は、3/23高値121.41円となり、上抜けると、2016/1/29高値となる121.68円が次のターゲットとなります。なお、121.68円を上抜けると、2015/12/14の123.55円まで目立った抵抗帯が無いことからドル買いが加速する可能性があります。下値目途は、心理的節目となる121.00円、下抜けると、3/23安値120.59円近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足週足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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