2022/3/17 FXドル円予想レポート

昨日(3月16日)のドル円相場

昨日(3月16日)のドル円は、8日続伸。日本時間の早朝3時に発表されたFOMCの結果を受けて、2016年2月以来(6年1か月ぶり)となる119.12円まで急伸しました。 東京市場のドル円は、FOMCを控えて118.12円〜118.42円と26銭幅で小幅に推移しました。 海外市場は、上昇。15日-16日開催されたFOMCでは、市場予想通りFF金利の誘導目標を0.25-0.50%に引き上げることを決定し、「経済活動と雇用の指標は引き続き強化されている」とし、金融正常化へ向けた内容となりました。また、ブラード米セントルイス連銀総裁は0.50%の利上げを主張したことも明らかとなりました。ただ一方で、「ロシアによるウクライナ侵攻は、人的および経済的に多大な困難を引き起こしている」「ウクライナ侵攻がどの程度米国経済に影響を与えるか不確かではあるが、短期的には経済活動を圧迫する可能性がある」との認識も示されました。結果を受けて、米10年債利回りが2.24%台まで上昇したことを受けて、全般ドル買いが活発化し、一時119.12円と2016年2月以来の高値を付けました。ただ、そのあとは達成感から利食い売りなどが優勢にとなり、118.58円付近まで下押しする場面もありましたが、総じて底堅く、118.73円でNYをクローズしています。

本日(3月17日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、上向きとなっており、また、ボリンジャーバンドもエクスパンションを形成中で、強い上昇を示しています。 日足についても同様にボリンジャーバンドの中心線は上向き、また、エクスパンションを形成しており、強い上昇を示唆しています。 以上のことから、本日は、ドル買い優勢(118.00円〜120.00円)になると予想します。 上値目途は、昨日高値の119.12円となり、上抜けると目立った抵抗帯がなく、心理的な節目として120.00円が意識されそうです。下値目途は、3/17安値118.59円となり、下抜けると節目の118.00円が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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