2022/3/16 FXドル円予想レポート

昨日(3月15日)のドル円相場

昨日(3月15日)のドル円は、7日続伸。株価の下落を背景に急落したものの、日米金利差が意識された円売りドル買が優勢となり、底堅い値動きとなりました。 東京市場のドル円は、118.11円〜118.45円と34銭幅で底堅く推移しました。 海外市場は、欧州勢参入後、欧州株価や時間外のダウ先物の下落などを受けて、円買いドル売りが優勢となり、10年債利回りの低下につれ、円買いドル売りが加速し、日通し安値となる117.69円まで急落しました。ただ、翌日に控えた米連邦公開市場委員会(FOMC)では、0.25%の利上げが確実視されており、高水準のインフレが続く状況から、今後の利上げペースが加速されるのではという期待感から円売りドル買いが優勢となり、118.39円まで上昇する展開となりました。引けにかけても底堅く推移し、118.29円でNYをクローズしています。 なお、本日は、27時00分から米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれ、終了後政策金利の発表があります。 また、その後、27時30分からは、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長による定例記者会見も予定されていますので発言内容には注目です。

本日(3月16日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。一方、日足・週足ともにボリンジャーバンドは中心線が上向きで、エクスパンションを形成しており、強い上昇を示唆しています。 以上のことから、本日は、ドル買い優勢(118.00円〜118.60円)になると予想します。 上値目途は、2017/1/3高値となる118.60円となり、上抜けると目立った抵抗帯がなく、心理的な節目として119.00円が意識されそうです。下値目途は、節目の118.00円となり、下抜けると、3/15安値117.69円近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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