2022/3/14 FXドル円予想レポート

先週末(3月11日)のドル円相場

先週末(3月11日)のドル円は、15?16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、日米金利差が意識された円売りドル買いが優勢となり、2017年1月以来、約5年2カ月ぶりの高値117.35円まで急伸しました。 東京市場のドル円は、本邦輸入企業による円売りドル買いから、116.09円〜116.74円と65銭幅で堅調に推移しました。海外市場は続伸。利上げスタンスの米国と緩和的な金融政策スタンス維持の日本による日米金利差を意識した円売りドル買いが先行し、ロシア・ウクライナを巡る地政学的リスクの高まりからなる「有事のドル買い」もあり、2017年1月以来約5年2カ月ぶりの高値となる117.35円まで上昇しました。引けにかけて小反落するも下値は堅く117.24円でNYをクローズしています。

本日(3月14日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりで上昇を示唆しています。日足・週足ともにボリンジャーバンドは中心線が上向きで、エクスパンションを形成し強い上昇を示唆しています。 以上のことから、本日は、ドル買い優勢(117.00円〜118.18円)になると予想します。 上値は118円台まで目立った抵抗帯は無く、上値目途としては、2017/1/4高値118.18円となり、上抜けると同年1/3高値となる118.60円が視野に入ります。下値目途は、節目の117.00円となり、下抜けると、1/24安値113.47円から3/14高値117.60円の23.6%押しとなる116.62円近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足週足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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