2022/3/11 FXドル円予想レポート

昨日(3月10日)のドル円相場

昨日(3月10日)のドル円は、堅調な株価を背景に1か月ぶりの高値となる116.19円まで上昇しました。 東京市場のドル円は、強含み。日経平均株価が1000円超の大幅高となったことを受けて、リスク選好の円売りドル買いが優勢となり、1か月ぶりの高値となる116.19円まで上昇しました。 海外市場は、底堅く推移。欧州市場序盤には、米10年債利回りが時間外取引で1.90%台まで低下したこと受けたリスク回避の円買いドル売りが先行し115.80円近辺まで下落するも、注目の2月米CPIは市場予想通りの結果となったものの、約40年ぶりの高さを記録し、米10年債利回りが2.01%台まで上昇したことにつれて、ドル円も東京市場の高値と面合わせとなる116.19円まで上昇しました。ただ、この日行われたウクライナとロシアの外相会談では停戦合意へ目立った進展がなかったと伝わると、ウクライナ情勢への懸念を背景に米国株の下落とともに、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、115.93円まで下落する展開となりました。その後は引けにかけて底堅く推移し、116.13円でNYをクローズしています。

本日(3月11日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな上向きで上昇を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは中心線が穏やかな上向きを継続しており、エクスパンションを形成しています。 以上のことから、本日は、ドル買い優勢(115.80円〜116.87円)になると予想します。 上値目処は、年初来高値となる1/4高値116.35円となり、上抜けると2017年1/11高値116.87円まで目立った抵抗帯が無いことから、さらなる買いの動きが想定されます。下値目途は、3/10安値115.80円近辺となり、下抜けると1/24安値113.47円から2/10高値116.33円の23.6%押しとなる115.65円近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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