2022/3/7 FXドル円予想レポート

昨日(3月4日)のドル円相場

先週末(3月4日)のドル円は下落。2月雇用統計の結果が良好となったものの、引き続きウクライナ情勢を背景としたリスク回避の動きが鮮明となり、114.65円まで下落しました。 東京市場のドル円は売りが先行。ロシア軍が欧州最大規模の原子力発電所であるウクライナのザポリージャ原発に砲撃を開始、火災が発生しているとの報道が伝わったことで、リスク回避の動きが強まり、一時115.25円まで下押ししました。 海外市場は下落。注目された米2月雇用統計は、非農業部門雇用者数変化が 67.8万人(予想 40.0万人)となったことでドル買いで反応したものの、動きは限定的となりました。 指標発表後も引き続きウクライナ情勢の緊迫化により、米国株が大幅に下落したことや、米10年債利回りが一時1.69%台まで低下したことで、日通し安値となる114.65円まで下落。その後も戻りは鈍く、114.73円でNYをクローズしています。

本日(3月7日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆していますが、+2σが収斂しており、いったん下げ止まりを示唆しています。日足ボリンジャーバンドは中心線が横ばいとなっており、保ち合いを示唆しています。 以上のことから、本日は、保ち合い(114.64円〜115.25円)になると予想します。 上値目処は、1/4高値116.35円から1/24安値の113.47円の61.8%戻しとなる115.25円近辺となり、上抜けると、76.4%戻しとなる115.68円近辺が次のターゲットとなります。 下値目途は、3/4安値の114.64円、下抜けると、2/24安値となる114.40円が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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