2022/3/2 FXドル円予想レポート

昨日(3月1日)のドル円相場

昨日(3月1日)のドル円は、ウクライナ情勢を背景としたリスク回避の円買いと対ユーロに対する有事のドル買いの双方により、方向感に欠けた展開となりました。 東京市場は、上値が重い。日経平均株価が上昇して始まったことを背景に円売りが先行し、115.28円まで値を上げましたが、その後、株価が伸び悩むと次第に上値が重くなり、115.01円まで下落する展開となりました。欧州市場は、ロシア軍によるウクライナ侵攻の激化を伝える報道から、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、114.71円まで下落しました。NY勢参入後は、対ユーロを中心にドル買いが進んだ影響から下げ渋り、114.69円〜114.95円と26銭幅でもみ合いとなり、114.89円でNYをクローズしています。

本日(3月2日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩下がりとなっていますが、±2σが収斂しており、一旦は下げ止まりを示唆しています。日足ボリンジャーバンドは中心線が横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。 以上のことから、本日は、もみ合い(114.69円〜115.25円)になると予想します。 上値目処は、2/28安値の115.05円近辺、上抜けると、1/4高値116.35円から1/24安値の113.47円の61.8%戻しとなる115.25円近辺が次のターゲットとなります。 下値目途は、3/1安値114.69円近辺、下抜けると、1/24安値113.47円から2/10高値116.33円の61.8%押しにあたる114.56円近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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