2022/2/28 FXドル円予想レポート

先週末(2月25日)のドル円相場

先週末(2月25日)のドル円は、ウクライナ情勢を背景に115.14円〜115.76円と62銭幅で方向感に乏しい展開となりました。 東京市場は、上値が重い。日経平均株価が高く始まったことを受けて、円売りが優勢となり、115.62円まで上昇する場面もありましたが、時間外の米10年債利回りの低下したことを背景に、115.14円まで下落する展開となりました。 海外市場は、欧州勢参入後、ロシア政府がウクライナとの停戦交渉に臨む考えを表明したことで、紛争が早期終結の期待が高まり、リスク回避の動きが後退し、円売りドル買いが先行しました。その後も米10年債利回りが2.01%台まで上昇したことを受けて、リスク選好の円売りドル買いが優勢となり、日通し高値となる115.76円まで続伸しました。ただし、欧米によるロシアへの経済制裁が世界景気を冷やすリスクも引き続き警戒されて、リスク回避の円買いドル売りから115.49円まで下落してNYをクローズしています。反発。

本日(2月28日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きで推移していますが、-2σが収斂しており、上昇に一服感が出ております。一方、日足ボリンジャーバンドは中心線が右肩上がりで上昇を示唆しています。 以上のことから、本日は、もみ合い(115.00円〜115.87円)になると予想します。 上値目処は、1/4高値116.35円から1/24安値の113.47円の76.4%戻しとなる115.67円近辺となり、上抜けると2/15高値の115.87円近辺が次のターゲットとなります。 下値目途は、1/24安値113.47円から2/10高値116.33円の38.2%押しにあたる115.24円近辺、下抜けると、2/25安値となる115.15円が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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