2022/2/25 FXドル円予想レポート

昨日(2月24日)のドル円相場

昨日(2月24日)のドル円は、リスク回避の円買いの流れから、114.40円まで下落するも、その後は、欧米諸国とロシアとの緊張の高まりから、不測の事態に備えた、流動性の高いドルを買う動きとなり、115.69円まで反発する展開となりました。 東京市場は、下落。ウクライナ情勢が緊迫する中、プーチン露大統領が「特別な軍事行動を開始する」と発言し、ロシア軍がウクライナ近郊の軍施設などを空爆しているとの報道が伝わると、日経平均株価の下落とともに、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、114.48円まで下落しました。 海外市場は、反発。欧州市場序盤では、ロシアによるウクライナ侵攻によって世界的な株安を背景としたリスク回避の円買いから114.40円まで下落する場面もありましたが、対ユーロを中心としたドル買いが進んだ流れを背景に115円台まで上昇。その後も不測の事態に備えて、流動性の高いドルの需要が高まったことで円売りドル買いが加速し、日通し高値となる115.69円まで反発する底堅い展開となりました。

本日(2月25日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きで推移していますが、-2σが収斂しており、上昇に一服感が出ております。一方、日足ボリンジャーバンドは中心線が右肩上がりで上昇を示唆しています。 以上のことから、本日は、もみ合い(115.00円〜115.87円)になると予想します。 上値目処は、1/4高値116.35円から1/24安値の113.47円の76.4%戻しとなる115.67円近辺となり、上抜けると2/15高値の115.87円近辺が次のターゲットとなります。 下値目途は、節目となる115.00円となり、下抜けると、1/24安値113.47円から2/10高値116.33円の38.2%押しにあたる114.89円近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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