2022/2/22 FXドル円予想レポート

昨日（2月21日)のドル円相場

昨日（2月21日)のドル円は、緊迫化するウクライナ情勢を背景にしたリスク回避の円買いドル売りが先行し、114.71円まで下落しました。東京市場は、神経質な値動き。ウクライナ情勢を懸念したリスク回避の円買いドル売りで114.87円まで下落しましたが、バイデン米大統領とロシアのプーチン大統領が首脳会談に原則合意したとホワイトハウスが発表したことを受け、115.12円まで反発しました。その後は115.00円を挟んだもみ合いとなりました。海外市場は、下落。「ロシア軍がウクライナからの越境を試みた工作員を殺害した」との一部報道から、緊迫化するウクライナ情勢を背景にしたリスク回避の円買いドル売りが継続し、114.71円まで下落しました。ただし、引けにかけては、米国が祝日で休場のため動意に乏しく、114.73円でNYをクローズしています。

本日(2月22日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩下がりとなっており、下落を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、±2σが収斂しはじめています。また、ローソク足が中心線の下に位置する形状から、上昇に一服感がでています。以上のことから、本日は、もみ合い(114.25円〜114.91円)になると予想します。上値目処は、1/4高値116.35円から1/24安値の113.47円の50.0％戻しとなる114.91円近辺となり、上抜けると、61.8％戻しとなる115.25円近辺が次のターゲットとなります。下値目途は、2021/11/30安値112.53円から1/4高値116.35円のフィボナッチ50.0％押しとなる114.44円近辺となり、下抜けると、2/6安値114.25円近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足、日足、ボリンジャーバンド、フィボナッチを表示しています。