2022/2/21 FXドル円予想レポート

先週末(2月18日)のドル円相場

先週末(2月18日)のドル円は、米国3連休を控えて、114.78円〜115.29円と51銭幅で方向感に乏しい値動きとなりました。 東京市場は、上昇。日経平均株価が大幅に下落して始まったことでリスク回避の円買いドル売りが先行し、 114.78円まで下落する場面もありましたが、「来週後半、ブリンケン米国務長官とラブロフ露外相がウクライナ情勢に関して会談を行う」との報道が伝わると、株価の反発ともにドル円も買い戻しが優勢となり、一転115.27円まで上昇しました。 海外市場は、米国3連休を控えて積極的な売買は手控えられ、方向感を欠いた値動き。米10年債利回りの低下とともに、円買いドル売りが優勢となり下落するも、対ユーロなどでドル買いが進んだ影響から下げ渋り、114.96円まで下落した後は引けにかけて小反発し、115.01円でNYをクローズしています。

本日(2月21日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩下がりとなっており、下落を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが±2σが収斂しはじめており、上昇に一服感がでています。 以上のことから、本日は、もみ合い(114.44円〜115.25円)になると予想します。 上値目処は、1/4高値116.35円から1/24安値の113.47円の61.8%戻しとなる115.25円近辺となり、上抜けると、2/17高値115.53円近辺が次のターゲットとなります。下値目途は、2/4安値、2/18安値の114.77円近辺となり、下抜けると、2021/11/30安値112.53円から1/4高値116.35円のフィボナッチ50.0%押しとなる114.44円近辺となります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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