2022/2/18 FXドル円予想レポート

昨日(2月17日)のドル円相場

昨日(2月17日)のドル円は、ウクライナ情勢への警戒感からリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、節目の115.00円を割り込み、114.84円まで下落しました。 東京市場は、弱含み。米政府高官からの「ここ数日で、ロシアは7000人の兵力を増強」との発言が伝わると リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、その後、ロシア通信より「ウクライナ東部の親ロシア派勢力がウクライナ政府軍から砲撃を受けたと非難」との報道が伝わると日米株価指数の下落とともにリスク回避の動きが加速し、115.06円まで下げ幅を拡大しました。 海外市場は、続落。ロシア外務省は安全保障問題を巡って米国に回答した書面の内容を公開し、「米国とその同盟国が主張しているウクライナへの侵攻はなく、その計画もない」として、ロシアがウクライナに軍事侵攻する意図を改めて否定しました。それを受け、バイデン米大統領はロシアによるウクライナ侵攻の可能性は非常に高く、「数日以内にも起こり得る」と発言し、ウクライナ情勢への警戒感から欧米株相場が軟調に推移すると、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、節目の115.00円を割り込み、114.84円まで下げ幅を拡大しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、114.92円でNYをクローズしています。

本日(2月18日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩下がりとなっており、下落を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが±2σが収斂しはじめており、上昇に一服感がでています。 以上のことから、本日は、もみ合い(114.44円〜115.25円)になると予想します。 上値目処は、節目となる115.00円となり、上抜けると、1/4高値116.35円から1/24安値の113.47円の61.8%戻しとなる115.25円近辺が次のターゲットとなります。下値目途は、2021/11/30安値112.53円から1/4高値116.35円のフィボナッチ50.0%押しとなる114.44円近辺となります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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