2022/2/16 FXドル円予想レポート

昨日(2月15日)のドル円相場

昨日(2月15日)のドル円は、ロシアによるウクライナ侵攻への警戒感が後退し、115.87円まで上昇しました。 東京市場は、弱含み。小高く始まった日経平均株価を背景に、115.55円まで上昇しましたが、時間外の米10年債利回りが低下したことを受け、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、115.27円まで下落しました。 海外市場は、上昇。欧州時間にウクライナ国境のロシア軍一部が撤収するとの報道が伝わるとリスク回避の流れが後退し、円売りドル買いが先行しました。NY時間に発表された1月米卸売物価指数(予想: 7.9% 結果: 8.3%)の市場予想を上回る強い結果を受けて米10年債利回りが2.00%台まで上昇し、リスク選好の円売りドル買いが優勢となり、日通し高値となる115.87円まで上昇しました。その後、米10年債利回りが1.96%台まで低下したことを背景にした円買いドル売りが先行し、115.61円まで下落してNYをクローズしています。

本日(2月16日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりで上昇を示唆しているものの、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでております。日足ボリンジャーバンドは中心線が上向きで上昇を示唆しています。 以上のことから、本日は、もみ合い(115.25円〜116.00円)になると予想します。 上値目途は、2/15高値115.87円近辺となります。節目として意識される116円を上抜けると、1/4高値116.35円が視野に入ります。下値目途は、2021/11/30安値112.53円から1/4高値116.35円のフィボナッチ23.6% 押しとなる115.45円近辺となり、下抜けると、2/15安値の115.25円が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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