2022/2/15 FXドル円予想レポート

昨日(2月14日)のドル円相場

昨日(2月14日)のドル円は、ウクライナを巡る地政学的リスクから115.00円まで下落するも、底堅く推移しました。 東京市場は、もみ合い。115.28円〜115.59円と31銭幅で、主に115.40円を挟んだ方向感の乏しい動きとなりました。 海外市場は、底堅い。欧州勢参入後は、ウクライナ情勢の緊迫化を受け、欧州株が大幅続落して始まると、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、前日11日安値と面合わせとなる115.00円まで下落しました。その後、ロシアのラブロフ外相が西側との対話継続をプーチン大統領に提案したとの一部報道が伝わると、リスク回避姿勢が後退し、115.74円まで買い戻される展開となりました。ただし、「ロシアによるウクライナ侵攻が16日にも行われる」「ウクライナ近郊のロシア軍が攻撃態勢を整えた」との報道をきっかけに米国株相場が下げ幅を拡大すると、リスク回避の動きが再燃し、115.36円まで下落しました。なお、ブラード米セントルイス連銀総裁の早期金利引き上げに対するタカ派発言もあり、小反発し115.54円でNYをクローズしています。

本日(2月15日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりで上昇を示唆しているものの、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでております。日足ボリンジャーバンドも中心線は上向きですが、-2σが収斂しております。 以上のことから、本日は、もみ合い(115.00円〜115.85円)になると予想します。 上値目途は、1/4高値116.35円から1/24安値の113.47円の76.4%戻しとなる115.67円近辺となり、上抜けると、1/10高値115.85円近辺となります。下値目途は、2/11・12安値の115.00円となり、下抜けると、2021/11/30安値112.53円から1/4高値116.35円のフィボナッチ38.2%押しとなる114.89円近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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