2022/2/14 FXドル円予想レポート

先週末(2月11日)のドル円相場

先週末(2月11日)のドル円は、ロシアによるウクライナ侵攻迫るとの報道から、リスク回避の円買いドル売りが先行し、115.00円まで急落する展開となりました。 東京市場は、もみ合い。115.95円〜116.17円と22銭幅で方向感の乏しい動きとなりました。 海外市場は、2月ミシガン大学消費者態度指数(予想:67.5 結果:61.7)の弱い数値が伝わると、円買いドル売りが先行しました。その後、「ロシアは来週にもウクライナへ侵攻する可能性がある」との報道をきっかけに米国株相場や米10年物国債利回りが急落したことを受け、リスク回避の円買いドル売りが加速し、115.00円まで急落する展開となりました。ただし、引けにかけて小反発し、115.37円でNYをクローズしています。

本日(2月14日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きに転じておりますが、 2σが収斂しており、一旦は下げ止まりを示唆しています。日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆していますが、-2σが収斂しており、上昇に一服感が出ております。 以上のことから、本日はもみ合い(115.00円〜115.85円)になると予想します。 上値目途は、1/4高値116.35円から1/24安値の113.47円の76.4%戻しとなる115.67円近辺となり、上抜けると、1/10高値115.85円近辺となります。下値目途は、2/11安値115.00円となり、下抜けると、2021/11/30安値112.53円から1/4高値116.35円のフィボナッチ38.2%押しとなる114.89円近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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