先週末(2月4日)のドル円相場
先週末(2月4日)のドル円は、1月米雇用統計の強い結果を受けて、115.43円まで上昇しました。
東京市場は、114.81円〜115.05円と24銭幅で方向感に乏しい値動きとなりました。
海外市場は、欧州市場では、時間外取引の米10年債利回りが1.80%台まで低下したことを背景にリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、114.77円まで下落しました。その後発表された1月米雇用統計では、非農業部門雇用者数(予想: 15.0万人増 結果: 46.7万人増)、平均時給(予想:0.5% 結果:0.7%)の市場予想を上回る強い結果が伝わると、全般ドル買いが優勢となり、米10年債利回りが、一時1.9338%前後と2020年1月以来2年1カ月ぶりの高水準まで高騰したことで、日通し高値となる115.43円まで上昇しました。
本日(2月7日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっており上昇を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは、中心線が横這いで推移しており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合い(114.77円〜115.67円)になると予想します。
上値目途は、2/4高値115.43円となり、上抜けると、1/4高値116.35円から1/24安値の113.47円の76.4%戻しとなる115.67円近辺となります。
下値目途は、2021/11/30安値112.53円から1/4高値116.35円のフィボナッチ38.2%押しとなる114.90円近辺となり、下抜けると2/4安値114.77円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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