昨日(2月3日)のドル円相場
昨日(2月3日)のドル円は、米10年債利回りの上昇を受け、114.98円まで上昇しました。
東京市場は、下値が堅い。日経平均株価が300円超下落したことを背景にリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、114.32円まで下落するも、日米金利差を意識した買い意欲も根強く、114.54円まで持ち直す展開となりました。
海外市場は、堅調。米10年債利回りの上昇を受け、リスク選好の円売りドル買いが先行し、その後24時に発表された米1月ISM非製造業景況指数(予想:59.5 結果:59.9)が市場予想を上回る結果となったことが伝わると円売りドル買いが優勢となり、取引終了間際には日通し高値となる114.98円まで上昇しました。
本日(2月4日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっており上昇を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きに転じており下落を示唆していますが、ボリンジャーバンドの幅が狭くなってきておりスクイーズを形成しつつあります。
以上のことから、本日はもみ合い(114.44円〜115.25円)になると予想します。
上値目途は、1/4高値116.35円から1/24安値の113.47円の61.8%戻しとなる115.25円近辺となり、上抜けると、76.4%戻しとなる115.67円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、2021/11/30安値112.53円から1/4高値116.35円のフィボナッチ50.0%押しとなる114.44円近辺となり、下抜けると2/3安値114.25円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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