昨日(2月2日)のドル円相場
昨日(2月2日)のドル円は、4日続落。米1月ADP雇用統計の市場予想を大幅に下回る結果を受けて、1/26以来、約1週間ぶり安値となる114.15円まで下落する展開となりました。
東京市場は、114.64円〜114.80円と16銭幅で方向感に乏しい展開となりました。
海外市場は、下落。欧州勢参入後は、ユーロやポンドに対してドル売りが先行した影響を受け、114.31円まで下落しました。また、米1月ADP雇用統計(予想:20.7万人 結果:-30.1万人)が市場予想を大幅に下回る結果だったことが伝わると、1/26以来、約1週間ぶり安値となる114.15円まで続落しました。その後、米10年債利回りが上昇したことで買い戻しが優勢となり、114.40円台まで持ち直すも上値は重く、114.46円でNYをクローズしています。
本日(2月3日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩下がりとなっておりますが、 2σが収斂しており、一旦は下げ止まりを示唆しています。日足ボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな下向きに転じており下落を示唆していますが、ボリンジャーバンドの幅が狭くなってきておりスクイーズを形成しつつあります。
以上のことから、本日はもち合い(114.00円〜114.90円)になると予想します。
上値目途は、1/4高値116.35円から1/24安値の113.47円の38.2%戻しとなる114.57円近辺となり、上抜けると、50.0%戻しとなる114.91円近辺が次のターゲットとなります。
なお、114.91円は、1/28高値115.86円から2/2安値114.15円の50%戻しの水準でもあります。
下値目途は、2/2安値114.15円となり、下抜けると、2021/11/30安値112.53円から1/4高値116.35円のフィボナッチ61.8%押しとなる114.00円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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