昨日(2月1日)のドル円相場
昨日(2月1日)のドル円は、3日続落。米10年債利回りの低下から、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、114.56円まで下落し、その後も上値の重い展開となりました。
東京市場は、上値が重い。日経平均株価が300円を超える上昇となったことを背景に円売りドル買いが優勢となり、115.19円まで上昇しましたが、その後株価の失速につれ、時間外の米10年債利回りの低下したことを受け、114.88円まで下落しました。
海外市場は、米10年債利回りが1.73%台へ低下したことを受け、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、114.56円まで下落しました。その後、24時に発表された1月ISM製造業景況指数 (予想:57.5 結果:57.6)が市場予想を上回る結果となったことでドル買いが優勢となり114.89円まで戻すも、引けにかけて上値は重く、114.65円でNY をクローズしています。
本日(2月2日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩下がりとなっており、下落を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな下向きに転じており下落を示唆していますが、ボリンジャーバンドの幅が狭くなってきておりスクイーズを形成しつつあります。
以上のことから、本日はもち合い(114.44円〜114.90円)になると予想します。
上値目途は、1/4高値116.35円から1/24安値の113.47円の50.0%戻しとなる114.90円近辺となり、上抜けると、2/1高値115.19円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、2/1安値114.56円となり、下抜けると、2021/11/30安値112.53円から1/4高値116.35円のフィボナッチ50.0%押しとなる114.44円が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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