昨日(1月27日)のドル円相場
昨日(1月27日)のドル円は、日米金利差を意識した円売りドル買いが優勢となり、11日以来の高値となる115.49円まで急上昇しました。
東京市場は、上値が重い。日本時間早朝の米連邦公開市場委員会(FOMC)やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長会見を受けて、米金利先高観から円売りドル買いが先行し114.78円まで上昇しましたが、その後は日経平均株価が米金融引き締めに対する警戒感から960円超安まで急落したことで、リスク回避の円買いが優勢となり、114.47円まで下落する展開となりました。
海外市場は、急上昇。日米金利差を意識した円売りドル買いが優勢となり、堅調に推移する中、米10-12月期GDP速報値が前期比年率6.9%(予想5.5%)の伸びとなったことが発表されると、米FOMC後に急落したNYダウが600ドル超の急反発となり、リスク選好の円売りドル買いが加速し、11日以来の高値となる115.49円まで急上昇しました。その後、米10年債利回りの低下を背景に反落するも押し目買い意欲も強く、115.35円でNYをクローズしています。
本日(1月28日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっており上昇を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな上向きに転じており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日はドル買い優勢(115.12円〜115.85円)になると予想します。
上値目途は、1/4高値116.35円から1/24安値の113.47円の76.4%戻しとなる115.67円近辺となり、上抜けると、1/10高値115.85円が次のターゲットとなります。
下値目途は、1/11安値115.12円となり、節目となる115円を下抜けた場合、2021/11/30安値112.53円から1/4高値116.35円のフィボナッチ38.2%押しとなる114.89円が視野に入ります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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