2022/1/27 FXドル円予想レポート

昨日(1月26日)のドル円相場

昨日(1月26日)のドル円は、FOMCの結果公表を受けて、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、114.69円まで急騰しました。 東京市場は、28時に予定されていた米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて方向感に乏しく、113.77円〜113.93円と16銭幅の狭いレンジで推移しました。 海外市場は、続伸。欧州勢参入後は、株価上昇を受けたリスク選好の円売りドル買いが優勢となり、12月米新築住宅販売件数が予想を上回る結果(予想76.0万件 結果81.1万件)が伝わるとドル買いが加速し、114.38円まで上昇しました。注目されたFOMCでは、政策金利は市場予想通り据え置きとしつつも、3月利上げの可能性が示唆され、利上げ開始後にバランスシート圧縮を実施する方針が示されると、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、その後に開かれたパウエルFRB議長が定例記者会見で、インフレ加速に加えて労働市場の強さを強調し、金融引き締めに前向きな姿勢を見せたことで114.69円まで続伸しました。

本日(1月27日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっており、バンドウォークを形成して強い上昇を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな下向きで下落を示唆しています。 以上のことから、本日はドル買い優勢(114.44円〜115.25円)になると予想します。 上値目途は、1/4高値116.35円から1/28安値の113.47円の50.0%戻しとなる114.91円近辺となり、上抜けると、61.8%戻しとなる115.25円近辺が次のターゲットとなります。 下値目途は、1/18安値かつ2021/11/30安値112.53円から1/4高値116.35円のフィボナッチ50.0%押しとなる114.44円近辺となり、下抜けると1/19安値114.20円が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

最新の週次レポートはこちら(2022/1/24)(PDF)

新しい記事

記事一覧

古い記事

テクニカル分析チャート講座

FXブロードネットでは、取引ツールに搭載しているものを中心にテクニカルチャートの基本的な見方と使い方をご紹介します。

プライスアクション

プライスアクションの基本法則や9つの各プライスアクションをそれぞれ動画や図解と共にご紹介します。

FXドル円予想レポート

ドル円の前日の為替相場の動きを、各テクニカルで検証します。

[動画でわかる]山中康司のボリンジャーバンド実践的手法

ボリンジャーバンドについて、全6ステップの動画で山中康司がわかりやすく説明いたします。

関連情報