昨日(1月26日)のドル円相場
昨日(1月26日)のドル円は、FOMCの結果公表を受けて、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、114.69円まで急騰しました。
東京市場は、28時に予定されていた米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて方向感に乏しく、113.77円〜113.93円と16銭幅の狭いレンジで推移しました。
海外市場は、続伸。欧州勢参入後は、株価上昇を受けたリスク選好の円売りドル買いが優勢となり、12月米新築住宅販売件数が予想を上回る結果(予想76.0万件 結果81.1万件)が伝わるとドル買いが加速し、114.38円まで上昇しました。注目されたFOMCでは、政策金利は市場予想通り据え置きとしつつも、3月利上げの可能性が示唆され、利上げ開始後にバランスシート圧縮を実施する方針が示されると、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、その後に開かれたパウエルFRB議長が定例記者会見で、インフレ加速に加えて労働市場の強さを強調し、金融引き締めに前向きな姿勢を見せたことで114.69円まで続伸しました。
本日(1月27日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっており、バンドウォークを形成して強い上昇を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな下向きで下落を示唆しています。
以上のことから、本日はドル買い優勢(114.44円〜115.25円)になると予想します。
上値目途は、1/4高値116.35円から1/28安値の113.47円の50.0%戻しとなる114.91円近辺となり、上抜けると、61.8%戻しとなる115.25円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、1/18安値かつ2021/11/30安値112.53円から1/4高値116.35円のフィボナッチ50.0%押しとなる114.44円近辺となり、下抜けると1/19安値114.20円が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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