昨日(1月25日)のドル円相場
昨日(1月25日)のドル円は、株価の乱高下に神経質な動きとなり、連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を控えて方向感に乏しい展開となりました。
東京市場は、5・10日(ゴトー日)とあって朝方から本邦勢の円売りドル買いが先行し、114.09円まで上昇しましたが、日経平均が寄り付きから軟調に推移したことから戻り売りに押され、113.66円まで下落する展開となりました。
海外市場は、上値が重い。欧州勢参入後は、米10年債利回りが時間外取引で一時1.79%台までの上昇したことを受け、円売りドル買いが優勢となり、114.15円まで上昇しました。その後、ダウ平均が下落するとリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、米10年債利回りが低下に転じたことから113.77円まで下落しました。ただし、一時810ドル超急落したダウ平均が220ドル超上昇したあと、再び下落するなどの乱高下で、ドル円も神経質な動きとなり、113.90円近辺で方向感が出ず、113.87円でNYをクローズしています
本日 28時00分には、米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表、その後パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の定例記者会見を控えており、結果および発言内容には注目です。
本日(1月26日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな上向きに転じておりますが、±2σが収斂し始めており、もみ合いを示唆しています。日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合い(113.43円〜114.15円)になると予想します。
上値目途は、1/21高値、1/25高値かつ1/4高値116.35円から1/28安値の113.47円の23.6%戻しとなる114.15円近辺となり、上抜けると、1/20高値かつ38.2%戻しとなる114.57円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、1/21安値113.60円近辺となり、下抜けると、2021/11/30安値112.53円から1/4高値116.35円のフィボナッチ76.4%押しとなる113.43円近辺となります(なお、113.43円は1/14安値と同レベル)。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2022/1/17)(PDF)