昨日(1月20日)のドル円相場
昨日(1月20日)のドル円は、米経済指標の弱い結果を受け、節目114円を割り込み、113.96円まで下落しました。
東京市場は、荒い値動き。5・10日(ゴトー日)とあって仲値に向けた本邦実需勢の円売りドル買いから114.41円まで上昇する場面もありましたが、時間外の米10年債利回りが1.83%台まで低下し、日経平均株価が250円近く下落するとリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、114.02円まで下落しました。その後日経平均が410円超高まで反発したことを背景に、114.54円まで上昇する荒い値動きとなりました。
海外市場は、下落。米10年債利回りが低下したことを背景として、リスク回避の円買いドル売りが先行。22時30分に発表された、米前週分新規失業保険申請件数(予想:22.0万件 結果:28.6万件)が市場予想を下回る弱い結果が伝わると円買いドル売りが加速し、節目として意識されていた114円を割り込み、113.96円まで下落しました。その後米主要株価指数の堅調推移や米10年債利回りの上昇から、リスク選好の円売りドル買いが優勢となり、反発するも上値は重く、114.08円でNYをクローズしています。
本日(1月21日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩下がりとなっており下落を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは、中心線が穏やかに下向きに転じており、下落を示唆しています。
以上のことから、本日はドル売り優勢(113.43円〜114.16円)になると予想します。
上値目途は、1/4高値116.35円から1/14安値の113.48円の23.6%戻しとなる114.16円近辺となり、上抜けると、1/20高値かつ38.2%戻しとなる114.58円近辺が次のターゲットとなります。下値目途は、2021/11/30安値112.53円から1/4高値116.35円のフィボナッチ76.4%押しとなる113.43円近辺となります(なお、113.43円は1/14安値と同レベル)。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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