2022/1/20 FXドル円予想レポート

昨日(1月19日)のドル円相場

昨日(1月19日)のドル円は、米10年債利回りの動向から売買が交錯するも、株価の軟調な推移を受け、総じて上値の重い展開となりました。 東京市場は、上値が重い。時間外の米10年債利回りが2020年1月以来となる1.88%台まで上昇したことでリスク選好の円売りドル買いが先行し、114.78円まで上昇する場面もありましたが、その後、日経平均が一時940円超の大幅な下落となったことを背景として114.20円まで値を下げる展開となりました。 海外市場は、欧州勢参入後は、米10年債利回りが2020年1月以来の1.90%台まで上昇したことを背景にドル買いが優勢となり、114.55円まで上昇し、その後も114.50円を挟んだもみ合いが続きました。NY時間に入ると米10年債利回りが1.82%台まで低下したことを受け、NY終盤には東京安値に面合わせとなる114.20円まで下落しました。引けにかけて小反発するも、ダウ平均が軟調に推移したことから戻りは鈍く、114.31円でNYをクローズしています。

本日(1月20日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩下がりとなっていることから下落を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。 以上のことから、本日はもみ合い(113.98円〜114.78円)になると予想します。 上値目途は、1/4高値116.35円から1/14安値の113.48円の38.2%戻しとなる114.57円近辺となり、上抜けると、1/19高値114.78円近辺が次のターゲットとなります。下値目途は、2021/11/30安値112.53円から1/4高値116.35円のフィボナッチ61.8%押しとなる113.98円近辺となります(なお、113.98円は1/13安値と同レベル)。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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