昨日(1月13日)のドル円相場
昨日(1月13日)のドル円は、米経済指標の冴えない結果や米10年債利回りの低下に伴うリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、昨年12/22以来の安値となる113.99円まで続落しました。
東京市場は、方向感に乏しく、114.49円〜114.70円と21銭幅で、もみ合いとなりました。
海外市場は、続落。欧州時間は、前日(12日)に発表された米12月消費者物価指数(CPI)の結果を受けたドル売りの流れが継続し、114.36円まで下落する展開となりました。その後発表された米前週分新規失業保険申請件数の冴えない結果(予想:20.0万件 結果:23.0万件)が伝わると、リスク回避の円買いドル売りが先行。米10年債利回りが下げに転じたことでリスク回避の円買いドル売りが加速し、昨年12/22以来の安値となる113.99円まで続落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、114.20円でNYをクローズしています。
本日(1月14日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は右肩下がりで下落を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりですが、±2σが収斂しており、上昇に一服感が出ています。
以上のことから、本日はもみ合い(113.43円〜114.55円)になると予想します。
上値目途は、1/4高値116.35円から1/13安値の113.99円の23.6%戻しとなる114.55円近辺となり、上抜けると、1/13高値の114.70円が次のターゲットとなります。
下値目途は、2021/11/30安値112.52円から1/4高値116.35円のフィボナッチ76.4%押しとなる113.43円近辺となります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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