昨日(1月10日)のドル円相場
昨日(1月10日)のドル円は、4日続落。株安を背景としたリスク回避の円買いドル売りが先行し、115.04円まで下落しました。
東京市場は、祝日で休場となり、流動性に乏しい中、クロス円の買いを背景とした円売りが優勢となり、115.85円まで上昇しました。
海外市場は、続落。欧州勢参入後は、ウクライナ情勢を巡る米露会談への懸念から欧州株価が軟調に推移すると、リスク回避の円買いドル売りが先行し、115.51円まで下落しました。その後、ダウ平均が590ドル超下落したことを受け、円買いドル売りが優勢となり、日通し安値となる115.04円まで下げ幅を拡大しました。引けにかけて持ち直すも戻りは鈍く、115.16円でNYをクローズしています。
本日(1月11日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きで下落を示唆していますが、2σが収斂していることから一旦は下げ渋りを示唆しています。日足ボリンジャーバンドは中心線が右肩上がりとなっていますが、-2σが収斂しており、上昇に一服感が出ています。
以上のことから、本日はもみ合い(114.94円〜115.54円)になると予想します。
上値目途は、1/4高値116.35円から1/11安値の115.04円の23.6%戻しの115.35円近辺。上抜けると、38.2%戻しとなる115.54円が次のターゲットとなります。下値目途は、1/11安値115.04円近辺となり、下抜けると115円割れとなる1/3安値114.94円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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