昨日(1月6日)のドル円相場
昨日(1月6日)のドル円は、株安を背景としたリスク回避の円買いドル売りが先行し、115.62円まで下落するも、下値では米金利先高観からドル買い意欲も旺盛で、総じて方向感に乏しい展開となりました。
東京市場は、下落。序盤に116.24円まで上昇する場面があったものの、日経平均の800円超の下落を背景とした、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、115.89円まで下落しました。
海外市場は、もみ合い。欧州勢参入後は、欧州株式相場の下落を受けてリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、115.65円まで下落しました。NY時間に発表された、前週分の米新規失業保険申請件数(予想:19.7万件 結果:20.7万件)、12月米ISM非製造業指数(予想:66.9 結果:62.0)が予想より弱い内容だったことが分かると、円買いドル売りが優勢となり、日通し安値となる115.62円まで下落しましたが、前日(1/5)安値115.62円が目先サポートとして意識されると下げ渋り、米金利早期利上げを意識した円売りドル買いもあり、115.95円まで下値を切り上げる展開となりました。
本日(1月7日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は穏やかな上向きに転じており、上昇を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは中心線が右肩上がりとなっていますが、-2σが収斂しており、上昇に一服感が出ています。
以上のことから、本日はもみ合い(115.62円〜116.35円)になると予想します。
上値目途は、1/6高値116.18円となり、上抜けると、1/4高値116.35円が次のターゲットとなります。下値目途は、1/5、1/6安値の115.62円。下抜けると、昨年11月30日安値112.52円から1/4高値116.35円の23.6%押しとなる115.45円近辺がターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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