昨日(1月4日)のドル円相場
昨日(1月4日)のドル円は、堅調な株式市場を背景としたリスク選好の円売りドル買いが優勢となり、2017年1月以来、約5年ぶりの高値となる116.35円まで急伸しました。
東京市場は上昇。大発会の日経平均が前営業日比 510円と急伸すると、リスク選好の円売りドル買いが優勢となり、115.81円まで上昇しました。
海外市場は続伸。ダウ平均が史上最高値を更新し、米10年債利回りが1.6840%前後と昨年11月24日以来の高水準を付けたことを受けて、リスク選好の円売りドル買いが先行。116円の大台を上抜けたことでストップを巻き込み、2017年1月以来、約5年ぶりの高値となる116.35円まで急伸しました。その後発表された、米12月ISM製造業景況指数(予想60.0,結果58.7)の弱い結果を受けて、115.95円まで反落するも下値は堅く、116.14円でNYをクローズしています。
本日(1月5日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は右肩上がりとなっておりますが、 2σが収斂しており、上昇に一服感が出ております。日足ボリンジャーバンドは中心線が上向きでエクスパンションを形成しつつあり、強い上昇を示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合い(115.45円〜116.35円)になると予想します。
上値目途は、1/4高値116.35円となり、下値目途は、昨年11月30日安値112.52円から1/4高値116.35円の23.6%押しとなる115.45円近辺がターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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