昨日(1月3日)のドル円相場
昨日(1月3日)のドル円は、東京、ロンドンなど主要市場が休場で薄商いの中、114.94円まで下落するも、米10年債利回りの上昇から115.36円まで反発する底堅い展開となりました。
東京市場は休場で閑散取引の中、時間外で取引されているNYダウ先物が堅調に推移したことで、リスク選好の円売りドル買いが優勢となり、115.31円まで上昇しました。
海外市場は、ロンドン市場が休場で薄商いの中、クロス円が下落した影響を受けて円買いドル売りが先行し、114.94円まで下落しました。ただし、米10年債利回りが高く始まったことを背景に下げ渋り、米10年債利回りが1.59%台まで上げ幅を拡大すると、ドル買いが優勢となり、日通し高値となる115.36円まで上昇しました。また、NY株式市場では、ダウ平均が史上最高値となる36585.06ドルを記録、さらにS&P500種株価指数も過去最高値を更新するなど、リスク選好の地合いが継続したことでドル円も底堅く推移し、115.32円でNYをクローズしています。
本日(1月4日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日はドル買い優勢(114.94円〜115.62円)になると予想します。
上値目途は、2021年11月24日高値115.51円となり、上抜けると、2017年1月19日高値となる115.62円が次のターゲットとなります。下値目途は、2022年1月3日安値114.94円となり、下抜けると、2021年12月29日安値の114.66円が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2022/1/4)(PDF)