(昨日12月23日)のドル円相場
昨日(12月23日)のドル円は、良好な米経済指標の結果を受けて、11/26以来、約4週間ぶりの高値114.46円まで続伸しました。
東京市場は、114.05円〜114.21円と16銭幅の狭いレンジで方向感を欠いた値動きとなりました。
海外市場は、上昇。欧州時間は、時間外取引の米10年債利回りが1.47%台で堅調に推移したことを背景に、リスク選好の円売りドル買いが優勢となり、114.34円まで上昇しました。その後NY時間に発表された主要な米経済指標が、米11月PCEコアデフレータ(予想:4.1% 結果:4.5%)、米11月耐久財受注(予想-0.5% 結果:1.5%)、11月新築住宅販売件数(予想:74.5万件 結果:77.0万件)と軒並み良好な結果となったことでリスク選好の円売りドル買いが優勢となり、日通し高値となる114.46円まで続伸しました。引けにかけて利食い売りから小反落するも下値は堅く、114.38円でNYをクローズしています。
本日(12月24日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。日足ボリンジャーバンドは中心線が穏やかに下降していますがスクイーズを形成していることから、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合い(114.05円〜114.80円)になると予想します。
上値目途は、11/24高値115.51円から11/30安値の112.53円の76.4%戻しの114.80円近辺となり、上抜けると、11/17高値、11/22高値となる115円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、12/23安値114.05円近辺。下抜けると、10/4安値110.82円から11/24高値115.51円のフィボナッチ38.2押しとなる113.72円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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