(昨日12月22日)のドル円相場
昨日(12月22日)のドル円は、クリスマス休暇前のポジション調整から下落する場面もありましたが、良好な米経済指標の結果からリスク選好の円売りドル買いが優勢となり、11/26以来、約4週間ぶり高値114.37円まで上昇しました。
東京市場は、113.94円〜114.17円と23銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
海外市場は、底堅い値動き。欧州時間では、時間外取引の米10年債利回りが1.475%近辺に上昇したことを受けリスク選好の円売りドル買いが優勢となり、114.33円まで上昇しました。ただ、クリスマス休暇前のポジション調整もあり、114.12円まで下落する展開となりました。その後発表された米12月消費者信頼感指数(予想:110.8、結果115.8)や米11月中古住宅販売件数 年率換算件数(予想:634万件、結果:652万件)の強い結果が伝わると、円売りドル買いが優勢となり、11/26以来、約4週間ぶり高値となる114.37円まで上値を伸ばしました。NY終盤では、上昇していた米10年債利回りが低下に転じたことで、円買いドル売りが優勢となり、114.07円まで下落してNYをクローズしています。
本日(12月23日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。日足ボリンジャーバンドは中心線は穏やかに下降していますがスクイーズを形成していることから、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合い(113.72円〜114.40円)になると予想します。
上値目途は、12/22高値かつ11/24高値115.51円から11/30安値の112.53円の61.8%戻しの114.40円近辺となり、上抜けると、11/24高値115.51円から11/30安値の112.53円の76.4%戻しの114.80円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、12/22安値113.94円近辺。下抜けると、10/4安値110.82円から11/24高値115.51円のフィボナッチ38.2押しとなる113.72円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2021/12/20)(PDF)