(昨日12月21日)のドル円相場
昨日(12月21日)のドル円は、113.60円台を中心とする狭いレンジ内で方向感に乏しい値動きが継続していましたが、ダウ平均の堅調な推移や米10年債利回りの上昇を受け、リスク選好の円売りドル買いが優勢となり、114.21円まで急伸しました。
東京市場は、113.53円〜113.74円(21銭幅)と113.60円台を挟んで、狭いレンジ内での推移となりました。海外市場は、欧州勢参入後も方向感に乏しく、113.55円〜113.77円(22銭幅)のもみ合いとなりました。NY時間に入り、ダウ平均が570ドル超上昇したことを背景にリスク選好の円売りドル買いが優勢となり、米10年債利回りが1.49%台まで上昇すると、リスク選好の円売りドル買いが加速し、一時114.21円まで上昇しました。引けにかけて利食いの売りに押されるも下値は堅く、114.09円でNYをクローズしています。
本日(12月22日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっているものの、-2σが収斂しており、上昇に一服感が出ています。日足ボリンジャーバンドは中心線が下降しており、下落を示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合い(113.72円〜114.40円)になると予想します。
上値目途は、12/21高値114.21円近辺。上抜けると、11/24高値115.51円から11/30安値の112.53円の61.8%戻しの114.40円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、10/4安値110.82円から11/24高値115.51円のフィボナッチ38.2押しとなる113.72円近辺、下抜けると12/21安値の113.53円となります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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