(昨日12月20日)のドル円相場
昨日(12月20日)のドル円は、113.32円〜113.73円(41銭幅)と113円台半ばを中心としたもみ合いとなり、方向感に乏しい展開となりました。
東京市場は、弱含み。先週末金曜日のウォラー米FRB理事の「3月FOMCでの利上げもあり得る」とのタカ派的な発言を背景とした米ドル早期利上げ期待から、早朝に113.72円まで上昇しましたが、日経平均株価の大幅下落を受け、リスク回避の円買いが優勢となり、113.41円まで下落しました。
海外市場は、方向感に乏しく、113円台半ばを中心としたもみ合いに終始しました。
ダウ平均が一時700ドル近く下げ、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、113.32円まで下落するも、米10年債利回りが上昇したことを背景に113.73円まで上昇し、東京市場で付けた高値(113.72円)に面合わせしました。その後、利食い売りに押され113.53円でNYをクローズしています。
本日(12月21日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは中心線が下降しており、下落を示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合い(113.23円〜113.86円)になると予想します。
上値目途は、12/17高値113.86円近辺。上抜けると、11/24高値115.51円から11/30安値112.53円の50.0%戻しの114.00円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、11/24高値115.51円から11/30安値112.53円の23.6%戻し113.23円近辺となり、下抜けると、12/6安値112.84円近辺が次のターゲットになります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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