(昨日12月14日)のドル円相場
昨日(12月14日)のドル円は、株式市場の軟調な推移を背景に113.42円まで下落するも、米経済指標の好結果を受けて113.75円まで上昇する底堅い展開となりました。
東京市場は、方向感に乏しく、113.39円〜113.66円と27銭幅でのもみ合いとなりました。
海外市場は、底堅い値動き。欧州勢参入後は、欧州株が上昇して始まったことを背景に、リスク選好の円売りドル買いが先行し、時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けてドル買いが加速し、日通し高値となる113.75円まで上昇しました。ただし、欧州株やダウ先物が失速すると、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、113.42円まで下落する展開となりました。その後発表された11月米卸売物価指数(PPI)が前月比(予想:0.5% 結果:0.8%)、前年同月比(予想:9.2%結果:9.6%)ともに市場予想を上回る大幅な伸びとなったことを受けて113.75円まで上昇する底堅い展開となりました。
本日(12月15日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは中心線が右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日はドル買い優勢(113.39円〜114.00円)になると予想します。
上値目途は、12/8高値かつ10/4安値110.82円から11/24高値115.51円のフィボナッチ50.0%押しの114.00円近辺。上抜けると、12/8高値かつ10/4安値110.82円から11/24高値115.51円のフィボナッチ50.0%押しの114.37円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、12/14安値113.39円近辺。下抜けると11/24高値115.51円から11/30安値112.53円の50.0%戻しとなる113.17円近辺が次のターゲットになります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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