(昨日12月13日)のドル円相場
昨日(12月13日)のドル円は、新型コロナウイルス・オミクロン株を巡る過度な悲観論が後退し、リスク選好の円売りドル買いが優勢となり、113.72円まで上昇するも、ここから追随する材料もなく、米10年債利回りの低下から、上値の重い展開となりました。
東京市場は、朝方113.26円まで下げる場面もありましたが、日経平均株価が350円超上昇したことから、円売りが優勢となり、113.57円まで上昇しました。
海外市場は、3日ぶりに反発。欧州勢参入後は、新型コロナウイルス・オミクロン株を巡る過度な悲観論の後退から、リスク選好の円売りが優勢となり、113.72円まで上昇しました。その後、米10年債利回りが1.41%台まで低下したことを受け、ドル売りが優勢となり、113.36円まで下落しましたが、下値も堅く、引けにかけて113.42円まで買い戻されてNYをクローズしています。
本日(12月14日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは中心線が穏やかに下降しており、下落を示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合い(113.23円〜113.80円)になると予想します。
上値目途は、12/9・10高値113.80円近辺。上抜けると、12/8高値かつ10/4安値110.82円から11/24高値115.51円のフィボナッチ50.0%押しの114.00円近辺。
下値目途は、11/24高値115.51円から11/30安値112.53円の23.6%戻し、かつ12/10安値113.23円近辺。下抜けると、12/6安値112.84円近辺が次のターゲットになります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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